遠方に住んでいる親の遺品整理の進め方が難しい時の業務の流れとは?東村山のアパートの事例をご紹介します!

高齢化や核家族化が急速に進む日本において、必ずしも自転車や徒歩圏内に住めるとは限りません。遠方の親に会いに行くにも飛行機や新幹線などを使用しなければならず、盆や正月にニュースで流れる帰省風景は代名詞のひとつとなっています。

そこで問題になってくるのが、いつかは来るであろう親の遺品整理です。遠方に住んでいれば時間や労力的に進め方が難しいことも多いと思いますし、業務の流れもどうしていいのかわかりません。

そこで今回は遠方の娘様の親の遺品整理をご紹介します。

遠方の遺品整理は時間と労力が一番の問題?持ち家と賃貸で異なる理由

親などの身内が亡くなると、遺品整理が必要となってきます。近くに住んでいれば時間を作って遺品整理を進められますが、遠方に住んでいると車や電車などで何時間も移動してからの作業となるためにその労力は計り知れません。

このような場合は週末や大型連休などを利用しますが、法定相続人全員が集まることがなかなか難しい時の遺品整理は数年かかかることを覚悟しなければなりません。しかし賃貸の場合は家賃や更新等が発生してしまうので、ある程度の期間で終わらせるケースが殆どです。

また持ち家でも売却した時は3ヶ月前後で不動産会社に引き渡さないといけないので、家中の家財道具を処分することは非常に困難となっています。

遺品整理が難しくて進まない時の解決法と遺品整理士を選ぶ訳とは

遺品整理を行うのは時間や精神、体力的に負担がかかるものです。供養の気持ちを込めて遺品整理に取り掛かってみると、家財道具の多さに作業が難しくて進まない時もあると思います。そんな時は必要なものだけをピックアップしていくと作業がはかどります。

実は経験上、遺品整理で残しておきたい物や必要な物は全体の10%前後しかなく、残りは処分することが多くなっています。遺品整理の他にも仕事や家庭のことに時間を使わなくてはいけないので、この方法が最適です。

それでは不要となったものはどうすればいいのか。そんな時は遺品整理を専門に行う遺品整理士に依頼しましょう。遺品整理士は故人の遺品をひとつひとつ丁寧に扱い、不必要なものを仕分けして処分までしてくれます。事前に捜索物を伝えておけば、遺品の中から探し出してくれます。それはどんなに小さな紙切れや封筒でも必ずチェックしているからです。

時間や労力に自信がない場合は上記の方法を取り入れるとスムーズに遺品整理を行えるかもしれません。

病院で亡くなった母親の遺品整理事例をご紹介します!

今回は直接の依頼ではなく、アパートを管理している不動産会社からでした。病院でお亡くなりになられた母親の遺品整理で沖縄から娘様が東京まで出てきたものの、家財道具の多さにどうしていいのかわからず困ってしまったという訳です。

東京での滞在時間はあまりないので、必要な物や大切な物を娘様が持ち出した後の家財道具の処分を承りました。まだまだ生活感が残ったお部屋でしたが、可燃・不燃・有害・家電リサイクル・資源ごみなど8種類ぐらいに分別してから搬出しました。

知らない土地で遺品整理の業者を探すのはかなり難しいと思うので、賃貸などの場合は管理会社等に相談してみるのがいいでしょう。

まとめ

遺品整理はとても大切な作業となりますが、仕事やご家庭の時間などのバランスが重要です。まずは遺品整理士に相談してみるのも良い選択だと思います。