部屋の片付けで何をしていいかわからない時のファーストステップと習慣化するコツ
部屋の片付けをしようと決心しても、一体何をしていいのかわからない時は、家中が家財道具等で飽和状態になっていることが見受けられます。
やるべきことはわかっているのに具体的な行動に移せないままモヤモヤしている状態です。気がつくと時間だけが経っていて、目の前の状況は何も変わっておらずイライラが募る、このような調子の時はどうするのがいいのでしょうか。
そこで今回は片付けで何をしていいかわからない時のファーストステップと習慣化するコツについてまとめてみました。
片付けで何をしていいかわからない時は行動するのが一番?長期的視点とは
片付けなどで何をしていいかわからない時は、集中力が低下している状態なので、いきなり片付けをはじめると挫折しやすくなります。
片付けは言い換えれば判断をすることなので、頭の中が混乱した状態では短期的な目先のことにとらわれた判断をしがちです。ですから散らかった部屋を見渡して、いきなり自分にとって必要や不必要なモノの判断は難しくなります。
そこで片付けのファーストステップとして、頭の中から片付けることをオススメします。「自分はどんな人生を送りたいのか」「自分が本当にやりたいことは何か」「どんな未来を望んでいるのか」頭の中に浮かんだことを紙に書いていきます。この時に散らかった部屋で思考しないことです。お気に入りの場所でかまわないので、おしゃれなカフェや図書館などがいいでしょう。
ここでの考え方のポイントはできる限り具体化することで、具体的にイメージしないと片付けの基準が出来上がりません。そして自分を楽しませながら考えることで実現できる気になります。
一通りの行動を書き出すことが出来たら、今度はそれぞれの行動に必要なモノを書き出していきます。そしてリストアップされたモノがあなたの人生にとって必要なモノで、リストアップされなかったモノはいくら便利であったとしても必要ではないので、処分したり友人等にあげたりした方がいいと判断できます。
何をしていいかわからないのは精神が弱いから?楽して片付けを習慣化する方法とは
習慣化したいけど、いつも三日坊主で決めたことが続かない方もいると思います。勉強や仕事、片付けなど人は何か目標があった時、そのためにどうすればいいかを考え必要な要素を習慣化しようとします。しかし挫折してしまう人がいるのはどうしてでしょうか。
習慣化は人の行動心理に寄り添えば簡単に身につくのですが、習慣化は精神力が必要で意思が弱い人間には無理だという認識がそもそもの間違いだと思います。
そこで習慣づくりの超基本「20秒ルール」をご紹介します。こらはハーバード大学ポジティブ心理学講座のショーン・エイカー氏が幸福の優位7つの法則のひとつとして挙げているものです。
新しい習慣を身につけるときは、やりやすいようにすることが大切です。習慣化したい行動があるときは、できるだけ面倒な部分を省いて、知らない間に出来ていたというのが理想です。
それではなぜ20秒なのかというと、普段の状況より20秒早くできることが基本だからです。このテクニックはシンプルですが絶大な効果を発揮します。
例えば本を読むことを習慣化したいのであれば、読んだページにしおりを挟んで本棚に戻さずに、読み終わったページを開いてテーブルの上に置いておくとか、ヨガを習慣化したいのならヨガマットは畳まずに、すぐできる所に広げておきます。これはいかに早く行動できるかがポイントとなっていて、習慣化への第一歩となっています。
まとめ
片付けなどの習慣化は精神力で左右されるのではなく、邪魔になる要素はとことん省いたほうが、楽して習慣化できて、何をしていいかわからない生活ともさよならできるかもしれません。