遠方で遺品整理や片付けに立ち合いできない時の見積もりから引き渡しまでの流れを解説
ご遺族にとって遺品整理や片付けは最も重要な作業となりますが、必ずしも近くに住んでいるとは限りません。遠方に住んでいる場合は車で何時間もかけて来るようになりますし、もしかしたら新幹線や飛行機を使わなければならないこともあります。
遺品整理や片付けを業者に依頼するにしても、現場調査や見積もりをするために鍵を開けて家の中に入らなければいけませんし、最終の立ち合いもまた然りです。やはり何回かは遠方でも足を運ばなくてはいけないのでしょうか?
そこで今回は遠方に住んでいて遺品整理や片付けの立ち合いができない時の流れについてまとめてみました。
遺品整理や片付けの流れってどうなっているの?問合せから作業まで丸わかり
遺品整理や片付けを依頼するときは、全体の流れを事前に知っておいたほうがスムーズに事が運びます。まずは業者への問い合わせから始まります。電話、FAX、ホームページのお問い合わせフォームなどがありますのでお好きな方法でご連絡ください。
次に現地調査と見積もりになります。遺品整理や片付けの料金は間取りや周辺環境、家財道具の量に大きく左右されます。電話で現場の状況を正確に伝えるのは難しく後々のトラブくにもなりかねないので、現地に来てもらい確認してもらいましょう。
指定の日に業者が訪れ家財道具の量や処分品の量、必要な人員とその他の費用をもとに見積もりが提出されます。作業内容と見積もりの詳細を検討した上で条件に合ったら契約を結びます。この時に作業日に毎回来れるようでしたら鍵を渡す必要はありませんが、家財道具の量によっては数日かかることもありますので、事情等で毎回来れない場合はスペアキーを渡しておくか、現地にキーボックスを設置してもらいその中に鍵を入れとくと便利です。
作業当日になると業者は仕分け・梱包・搬出・簡易清掃などの定められた作業を行い、作業完了後にご依頼者様が最終確認をした上で所定の費用をお支払いいただきます。
遠方で見積もりも立ち会いも行けないときは諦めが肝心?正しい依頼方法とは
最近では遺品整理や片付けのご依頼が増える一方で、遠方を理由に見積もりや立ち会いにいくことができないご相談も増えてきました。このような場合、通常の流れとは違ってくるのでしょうか?
まずは通常と同じく問い合わせから始まりますが、この時に見積もりや立ち会いは難しいことを伝えておくとその後の話がスムーズになります。遺品整理業者は実際に現地に行って状況を確認するわけですが、ここで問題になるのが鍵がなく家の中に入れないことです。これを回避するためには事前に家の鍵を業者へ郵送するのですが、ここで便利なのが郵便局のレターパックプラスです。日本全国一律520円で追跡もできるほか、手渡しで受領印または署名をすることになっているので鍵の紛失事故が低減できます。
鍵が届いたら現地で家財道具の量や処分品の量などをもとに見積もりを作成します。後日メールもしくは郵送にてご依頼者様にお届けしますので、作業内容や料金に問題がなければそのまま契約となります。
また、作業前日までには残してもらいたい物や探してほしい物を業者の方に伝えておくのも重要です。遺品整理業者の方も残しておいた方がいいと判断したときはご依頼者様に確認をとりますのでご安心ください。
作業も終わり最終確認の立ち会いをしていただくのですが、遠方で来れない場合は片付いた部屋の写真をメールに添付するか郵送しますのでご確認後に指定の振込先にお振込ください。
また、やり残し等があるかもしれないので契約前にはアフターフォローや保証も聞いておく必要があります。
まとめ
遺品整理や片付けは遠方のご依頼者様でも現地に通うことなくスムーズに行うことは可能です。何かお困りごとがございましたらお役に立てると思いますので、ご相談ください。