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30代から始める生前整理は早すぎる?元気なうちにやり切る効果と気をつけることとは

誰しも後になってあれをやっておけば良かったと後悔した経験はあるものです。そのひとつが生前整理で、生前整理と聞くとなんか大それたことのように感じて臆病になりがちですが、今では芸能人や30代といった若い世代も利用して効果をあげている終活のひとつです。

お墓を先に購入したり葬儀も生前に行なったりするのも今では一般的になってきましたが、ご年配の方だけでなく若い世代でも事故や災害などいつ巻き込まれるか分かりません。

そこで今回は生前整理を始める時期と気をつけることについてまとめてみました。

生前整理の目的は遺品整理とは違った効果がある!?

生前整理とは生きている人が自分の死後を考えて身辺や財産を整理することで、終活としての認知度も高まっています。

生前整理の効果としてご自身のためとご家族のためにもなります。その最たるものが遺言書です。民法では15歳以上から有効に遺言をすることができ、遺言を残すと財産等についてあなたの希望に沿った処分をすることができます。また、相続税や贈与税などの節税も期待できるのでやる価値は大いにあります。

生前整理によって不要な家財道具を減らしてどんな財産があるのか把握することで、選択肢も広がり冷静に判断できると思います。

ご家族にとっては不要な家財道具があらかじめ処分されていたり、必要なものが整理されていたりすると負担は大きく減ります。また遺品整理や相続の手続きをスムーズに行うことができ、相続問題を軽減することも可能です。

ライフスタイルの変化で生前整理で気をつけることとは

近年ご遺族を悩ましているのが、パソコンやスマートフォンにログインできないとこです。携帯などは今では一人に一台は持っていると言われている時代ですので、デジタルデータの生前整理も重要性を増してきています。

指紋認証などセキュリティーが向上してくると、ご遺族がログインできずに必要な情報を取り出すことができないケースが増えています。また、ネット系の銀行や証券会社の情報がわからずに資産を把握できないことも忘れてはいけないことです。

気をつけることとしては、デジタル端末や必要なサービスのログイン情報などをメモしておくといいでしょう。本当に見られたくないデータは別途パスワードをかけてロックし、ログインせずにデータを消去してもらえるように伝えておきましょう。

早いに越したことはない30代からの生前整理のすゝめ

30代から生前整理と聞くと、えっ!と思う方も多いことでしょう。健康にも不安がなく同年代でも命に関わるような病気や怪我をする人が少ないので当然のことです。

会社でも中堅クラスとしてさまざまな仕事に挑戦をしたり、まだまだ働き盛りの世代です。しかし生前整理をはじめるのに早すぎるということはありませんし色々なメリットがあります。

生前整理をするうえで不要な物を処分することは欠かすことのできない作業となります。30代は家族が増えたり仕事が忙しかったりと疎かになりがちですが、一気にはやらずに計画的に不用品を処分することが成功へのカギとなります。必要な物だけに囲まれた生活は暮らしやすさにも繋がりますし、いざという時に家族の負担を軽減するのに役立ちます。

そしてライフプランの見直しのきっかけにもなります。「マイホームを買いたい」「独立して起業したい」など30代で決めておけば、自分にふさわしい道を選べると思います。

まとめ

生前整理と聞くと死に向かっているようで躊躇しがちですが、将来のプランをご自身で決められるという最大のメリットがあります。

わからないことがあればお近くの遺品整理業者に相談してみるのもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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